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サークル名:花森DESK・如月園
作家・アーティスト名:花森遊梨
本当は資金的な意味で作る予定はなかった幻のアンソロジーを限定販売!今年のもじのイチまでの一年で、寄稿を断られたり、一年の節目に書いたのに読者が幻だった、花森遊梨命の証!
一冊四百円!命の大安売り!最低賃金を余裕で切ってる価格で自分以外の命を買い叩ける経験をしましょう!
各話紹介
一月一日何の日だ?
年末、義父は要介護認定。
見舞いに行った両親は血まみれで帰還。
帰省? 初詣? 紅白? 全部パス。
女子大生・緑田萌葱の年越しは、
赤井丹とのだらだらトークと、
台所で仕込む豚汁と、
正月でも営業するサイゼリヤから始まる。
家族は崩壊寸前、
でも二人の会話はなぜか軽快。
これは、
「忘れていることにすら気づかない」若者たちの、
ちょっと毒の効いた年末年始ストーリー。
忘れられた青い春
中学時代はわりとハードモード。
受験は「勉強したい」よりも「ここから出たい」が動機だった。
進学した高校は、あとから知ったらサッカーの名門校。
放課後になると、校舎じゅうがサッカー部員で埋まる世界だった。
そこで気づいたのは、
人はみんな本気でその役をやっているわけじゃない、ということ。
レギュラーを本気で目指す人もいれば、
名門という看板の中でうまく“その他大勢”になる人もいる。
二色の海
見られることは、怖い。
でも、見てもらえることは、あたたかい。
赤いパーカーの奥に身を隠してきた少女と、
世界を疑わないみたいに笑う少女。
海という開けた場所で、
視線と向き合い、
肌をさらし、
ほんの少しだけ鎧を脱ぐ。
波打ち際で交わした一枚の写真は、
“他人に見せるため”ではなく、
“自分を認めるため”のものだった。
これは、
色の違う二人が、同じ海に立つ物語。
アクアンパラダイス
人工の海で、
本音が浮かぶ。
黄金比と壊れかけ。
完璧と疲労。
「生きてる感じ」を探す、
不健康なふたりの一日。
『アクアンパラダイス』
——救わない。支えない。ただ、隣にいる。
命あっての贅沢丼
帰ったら、いくら丼がある。
それだけで、今日を乗り切れた。
けれど丼は、駅に置き去りになった。
代わりに食べた人工いくらは、
本物の味はしなかった。
それでも——
自分のために“買おう”と決めたあの気持ちだけは、
確かに残っている。
命あっての贅沢丼。
失ったのは丼か、
それとも、少しだけ信じていた何かか。
ふたりで歩く地下書庫
かつて「本は麻薬」と言い放っていた福圓家。
けれど三冊の本――蝿の王、風と共に去りぬ、仮面の告白――が、その価値観を静かに覆した。
舞台は競艇と倉庫の街・S県。
明るく奔放な姉・陽菜と、静かな知性を湛えた妹・梨花は、市立中央図書館の「地下書庫特別公開」に足を踏み入れる。
そこは、忘れられた物語が眠る場所。
古い紙の匂い、重たいハードカバー、そして幻の一冊
やがて二人は、
ポケットモンスター The Animation
MOTHER2 ギーグの逆襲
という予想外の再会を果たす。
これは、本を嫌っていた家族が、
地下書庫で「物語の本当の重さ」に触れるまでの物語。
光のような姉と、影のような妹。ふたりで歩く地下書庫が、世界の見え方を変えていく。
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